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変身能力を持った悪友(イラスト: universeさん)(アイドルマスター シンデレラガールズ二次創作)

universeさんの画像をお借りしてストーリーを付けさせて頂きました!
許可を下さったuniverseさん、ありがとうございました!
元ツイートは一番下に。



俺は親友の達也の家の呼び鈴を鳴らした。
「ピンポン、ピンポン、ピンポン、ピンポン……」
奥の方から声が聞こえて、ドアの方まで近づいてきたのがわかる。

「はいはい、そんなに焦らないでもいま出ますよ……っと。遅かったな、一樹……って、ええええっ!?小日向……美穂っ!?」
ガチャリとドアを開けた達也は、一瞬息を飲む。
俺は両手の人差し指で口元に「×」を作り、はにかんだ笑顔を作りながら、挨拶する。
「は、はじめまして!プ、ププ、プロデューサー!!こ、小日向美h……」
「……なんだお前か、まあ入れよ」
「なんだよー、最後まで言わせてくれよ!ちゃんと練習してきたんだからさぁ」
俺は「小日向美穂」の顔でぷぅっ、とむくれながら言う。

俺の一家は「超能力一家」というやつだ。家族はみんな生まれつき、何らかの超能力を持っている。
俺が持っているのはいわゆる「変身能力」。一度見たことのある人間になら誰にでも瞬時に変身することができる。父方のじいちゃんが同じような能力を持っていたらしい。隔世遺伝、ってやつかな。
変身すると、身体能力などは変身した人間の能力もコピーできる。だから、スポーツ選手に変身すれば抜群の身体能力を持てるし、歌手に変身すれば抜群の美声でカラオケすることだってできる。そう、女の身体になればその女の性感まで――。

もちろん、超能力のことは誰にでも話していいってわけじゃない。何年か以上の付き合いがあることとか、ややこしいいくつかのルールがあって、それをクリアしたのが親友の達也だったのだ。そんなわけで、俺は唯一俺の秘密を知っている達也の家に遊びに行っては、色んな人に変身して達也の反応を見るのが楽しみだった。

最初は驚いたりしていた達也だったが、人間の慣れとは恐ろしいものだ。2、3ヶ月もすると達也はすっかり俺の変身能力に慣れきってしまった。今では最近よくテレビや雑誌などで見ることが多くなってきたアイドル、小日向美穂に変身して家にやってきても、この通りだ。
折角この身体に合うサイズのパーカーとスカートまで買って着てきたのに、一発芸にすらならない。

「で、この子どう?かわいい?」
「まあ、かわいいっちゃかわいいんだけどさ」
「なんだよそのリアクション、つっまんね~!小日向美穂ちゃんの姿なのにさー。アホ毛がかわいいだろ?」
俺は小日向美穂の身体に合うスニーカーを器用に脱ぐと、早速達也の家に上がり込む。
うーん、俺だったらミニスカートから伸びるこの肉付きのいい太ももについ目がいってしまうところなのだが――。

「その変身能力を自分のために使えよ、俺に見せびらかして何が目的なんだよ……」
このように、つれない反応なのが達也なのだ。くそう。

「お前が『触らせて、揉ませて、嗅がせて、舐めさせてください』って土下座する所が俺は見てぇんだよっ!」
悔しくなって、つい俺は本音を口走ってしまう。
「一樹……性格悪いなお前」
達也は呆れた顔でクールに返す。ぐぬぬぬ……。
「何?実際お前って……女の身体に興味ないわけ?」
持ってきた荷物を無造作に置き、どっかりとリビングのソファーに腰掛けながら俺は言う。
スカートの中が見えたって構うものか。むしろ見せてるんだこっちは。下着だって女物を穿いてきてんだぞ。

「いや、いくら女の身体とはいえ、中身はお前なわけで」
「そーは言ってもさぁ、こーんなに魅力的なんだぞ?タレ目で、顔もかわいいだろ?17歳のくせにおっぱいも結構大きいし」
俺はそう言いながら、自分の胸をこれ見よがしに持ち上げる。

「ば、馬鹿っ!そういうことはやめろって」
恥ずかしそうに背を向け、こたつに入る達也。
「いーじゃん、別に誰も見てないし、俺の身体だぞ?それより、触りたくならないのかよ。今ならノーブラだぞ」
後ろを向いてしまった達也の髪をうりうりとかき回す。

「いや、触りたくなるんだけど……美穂ちゃんめっちゃかわいいし」
「ちげぇーんだよ、もっと必死に頼むとかさ」
俺は達也の態度がいちいち不満なのだ。なにが「触りたくなるんだけど……」だ!俺が求めてるのはそうじゃない。もっと、必死に「男の本能むき出し」みたいなやつが見たいんだけどなあ……。

「はぁ~、じゃあ高垣楓でもダメだよなぁ……せっかく着替え持ってきたのに……」
俺は諦め半分に変身能力をもう一度使いながら言う。
顔の輪郭だけではない。髪型や声、手の形、身体の形まで変化したのがわかる。
まだあどけなさの残る17歳の身体から、25歳の成熟した身体へ。
出している声も、すこし幼さを残していた甘い声から、クールで大人びた声に変わる。
身長が少し伸びたせいか、着ていたパーカーとミニスカートが少し窮屈に感じる。

瞬間、息を飲むような音が聞こえる。
「……え?」
顔を上げると、そこにはいつの間にかこたつから出て俺をまじまじと見つめる達也の姿があった。
目が据わっている。達也の獣のような目、そして俺の、いや高垣楓の目と目が合う瞬間――

「おっぱい触らせてください」
達也が地に頭をこすり付けるように土下座した。
「おっ?おお……?」
期待していたはずの展開でも、突然来ると誰しも戸惑ってしまうものだ。ましてやそれが、一旦諦めかけた頃にやってくればなおさら。

「ど、土下座……?えっ、えっと、お前、高垣楓のことが……?」
達也は土下座したまま顔をあげようとしない。
俺は高垣楓の身体の高鳴る鼓動を抑えることもできず聞いた。
「え、おっぱい触りたい……?」「触りたいです」
「髪くんくんしたい……?」「嗅ぎたいです」
「この声で、囁かれたい……?」「囁かれたいです」
相変わらず平伏姿勢を保ち続けたまま達也が泣きそうな声で言う。
「楓さん……大好きです」

univ-imas1.jpg

来た。来ましたよこれは。そうか、楓さんだったのかぁーー!お前が好きだったのは!
俺は高垣楓の顔を遠慮なくニヤけさせながら言う。
「どうしても触りたいの?」
俺はいつしかソファーから立ち、仁王立ちになって土下座する達也を見下ろしていた。アイドルデビュー前はモデルもやっていたこともある、171cmと長身の高垣楓の目線は、当たり前だが先程の小日向美穂ちゃんの目線とはだいぶ差があるのを俺は感じていた。

「触りたいです。ドストライクです」
……目線が高いほうが土下座を見下ろすときは気持ちがいいよね。しかも達也、俺を触りたいの?本当は男なのに?俺はゾクゾクするような快感を感じていた。

「仕方ねぇなぁ……」
もうすぐ、もうすぐだ……いや、しかしまだだ。落ち着け……俺は鼓動の収まらない胸に言い聞かせながら、持ってきた紙袋を手に取る。
「着替えてやっから、ちょっと待ってろよ」
俺は意味ありげな目配せを達也に送ると、トイレを借りることにした。もちろん目の前で着替えてやってもいいんだが、あえて見せないのもまたサービスってな。

+++

「じゃーん!これならどう見ても本物の高垣楓にしか見えないだろ?んふっ♥」
俺はそう言うと、グラビアアイドルのようなポーズを取ってみせる。
この日のためにわざわざ、「高垣楓のコスプレ用衣装」を買ってきたのだ。高い買い物が無駄になるかと思ったが、最後の最後で無駄にならなくてよかったぜ。
……まあ、「高垣楓のコスプレ用衣装」っていうか、今俺は「実際に高垣楓」なわけだからコスプレじゃないんだけどな?細かいことは言いっこなしだ。

「どうどう?可愛いか?ん~~?」
俺は見せつけるように腰を軽く振ってみせる。高垣楓の薄い服が俺の動きに合わせて軽く揺れる。胸を強調するような衣装ではないはずなのだが、俺の今の細身の身体では否が応でも胸が目立ってしまう。
加えて、肩が露出しているこの衣装……我ながらセクシーだ。俺は自分の身体に見とれたあと、横目でちらりと達也のほうに目をやる。

「めっちゃくちゃ可愛い!美人!興奮する!」
「もっと」
「声かわいい!太ももエッチ! ほくろエロい! 興奮する!」
達也は持てる限りあらゆる賛辞を俺にぶつけてきた。「興奮する」という言葉の通り、いつもクールでテンションの低い達也が俺を見ながらハァハァと荒い息を吐いていた。これだよ。俺が求めていたのはこれ!男の本能むき出し!

「おいおい、いくら『高垣楓の身体だからって』中身が俺だと興奮しないんじゃなかったのかよ?いくら『高垣楓の身体そのものだからって』さぁ~」
「そ、そういうこと言うなよ!それにその衣装……楓さんそのものじゃないか!」
「全く……たかが着替えで……たかがきがえで……『たかがきかえで』……ふふっ」
思わず25歳の美女には似つかわしくない、オヤジみたいなダジャレが口をついて出てきて、俺はなんとなく可笑しくて笑ってしまう。すると――
「か、楓さんだぁ~~~!」
達也のやつ、ますます興奮してやがる。え?これでいいの?

「か、楓さん……早く……触らせてください……」
正座待機する達也の下半身は、ズボン越しからでもはち切れそうなほどパンパンになっているのがよく分かった。しかも、俺が見ていたらもっと大きくなってきてやがる。

達也のやつ、男の俺相手に性欲むき出しにしちゃって必死かよ……♥あぁん♥男の性欲を弄ぶのって気持ちいいぃ~~♥
俺は頬に手をやると、自分の顔が紅潮して熱くなっているのが分かった。きっと達也から見たら、とんでもなくエロい顔をしているに違いない。ヤりたくなってくるだろ?何せ俺は高垣楓なんだからな……♪
俺は下半身の内側からきゅうっ、と湧き上がってくるような快感にゾクゾクしていた。

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「そこまで必死に頼まれちゃ仕方ねえなっ」
ごくり、と生唾を飲む達也。
「お前に楓さんを堪能させてやろう」
俺は悪戯っぽい笑みを浮かべると、くるっと達也に背を向ける。
達也は正座しているから、俺を見上げるような形になっている。男の視線、女にバレてるって本当なんだな。達也が俺の黒タイツに包まれた長く美しい脚を舐めるように見つめているのがよく分かる。荒い息とともに突き刺さるような視線が伝わってくるようだった。

俺は見られる快感で左手で自分の体を抱きしめ、少し身を捩らせながら、そのまますとんっ、と達也の上に腰を下ろす。達也はあまりのことに緊張しているのか、身をカチコチに固めたまま動かない。
そりゃそうだろう、そりゃそうだろう。現役S級アイドルの高垣楓が自分の膝に腰をおろして密着しているのだ。カチコチに緊張している達也の身体。それにひきかえ、俺の身体は……
「どうだ……?女の子の身体ってやわらかいだろ……?」
俺は、さっきズボンの上でパンパンになっていた達也のアレの感触をお尻で感じていた。
「身体だけじゃなくて、こっちもめっちゃ固くなってますよ♥プロデューサー♥」
「うぁっ……」
俺は高垣楓のショートパンツごしに、尻でぐりぐりと達也のアレを刺激してやる。
動くごとに、俺の細くて柔らかい髪が達也の鼻先をくすぐる。
「うふふ♥ほら、嗅ぎたかったんでしょ?プロデューサー……?ひゃぁん♥」
言うか言わないかのうちに、すーはーすーはーと荒い息遣いとともに、髪や、首筋などを吸いまくる達也。大丈夫か?過呼吸にならないか?
達也の荒い息が耳元や首筋にかかり、俺の髪が揺れて、擦れて、絶妙に刺激してくる。
「あん♥くすぐったぁい♥」
俺が嬌声を上げるごとに、俺の尻の下で達也のムスコがむくむくと膨張していくのがわかる。
こいつ、俺の声を聞いて興奮しちゃってるんだな……♪
俺は自分の下着がグショグショに濡れてしまっているのを高垣楓のアソコで感じていた。

「ほーら、おっぱいも触りたいんだろっ」
鼻で呼吸するだけの機械になってしまっていた達也の手を掴み、ぐいっと俺の胸まで引き寄せる。

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この変身能力で、いろんな女に変身してきた。揉んでるのに自分の胸を揉まれている感覚はなんとも不思議で気持ちのいいものだったが、人に揉まれたことはまだない。
「今日は少し大胆になっちゃおうかなぁ……ふふふっ」
俺は達也の手を俺の胸の上に置いた。達也の手が震えているのがわかる。
「プロデューサー……私、今日ノーブラなんです」
さっき小日向美穂だった時に言った事実を繰り返す。さっきはなんともなかったはずの達也が、ビクッ、と震えたのがわかる。面白すぎ……♥
ゆっくりと、俺の胸が揉まれ始める。達也の手に合わせて俺の胸が柔らかくふにふにと蠢く。
「はうぅん」
人に揉まれるってこんな感じか。不思議な感触に俺の息もだんだん荒くなってくる。

俺は振り向いて、達也と目を合わせながら、涙目で懇願するように言う。
「プロデューサー……私、興奮してきちゃいました。責任取ってくださいね?」
「楓さん……楓さんっ!」
俺は内心ニヤつきながら、ノリノリで演技を続ける。
「私、興奮してきて……ほら……ここ……乳首、固くなってきちゃってるんですよ?」
俺の乳首を、服越しになぞるように、俺は達也の人差し指を誘導する。
「ほらここ……わかるでしょ?ここが私の、高垣楓の乳首っ……ぁあうっ!」
やべぇ、この身体、高垣楓の身体、乳首敏感すぎっ……!
俺はビクビクと身体を震わせながら軽くイッてしまった。

気づくと、俺は達也に乱暴に押し倒されていた。
「楓さんっ……俺、もう我慢できません……」
「ちょ、ちょっと!」
俺は

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